« 2009年6月14日 - 2009年6月20日 | トップページ | 2009年6月28日 - 2009年7月4日 »

2009年6月21日 - 2009年6月27日

暑いです

ベランダでへばってます。
090627_123401
ご飯も水も飲みません。

それでもベランダは今
彼女の唯一の気分転換の場のようです。



彼女は猫です。

本来なら、
このようにじべたに這いつくばっている動物ではありません。

日長苦痛と気持ち悪さに耐えて過ごしたいと思う動物でもありません。


走って飛んで三次元移動をして
おいしいものを食べて飽きたら寝たい動物です。



ダーリンさんが、
腹をくくった模様です。

この男は男にしては珍しく、征服欲の薄い優しい男。

自分が悲しい より くるみの苦痛がない を
選べる人はそう多くは無い。

誰だって自分が一番可愛い。
自分が傷つくのがいや。
自分が悪者になりたくない。

だから、「相手のため」という一番ずるいいいわけをして善良ぶるの。


気がついていないだけ。
みんなそう。
気がついていないだけ。


この男だって例外ではない。

でも、
今回は腹をくくった。
選ぶことを選んだ。

まぁ、土壇場でどうなるかわかんないけど(笑)、
そのときはあたしもいるから。



あたしがくるみを引き取ったのは、

「身寄りも引き取り手も無い病気まみれの哀れな猫に救いの手を」

みんなそう言ってくれるけど、
残念だけどあたしはそんな善い人間ではない。

20年そばに居てくれたけど、
20年丸まる愛してやれなかった
応えてやれなかった
辛くて悲しい思いをたくさんさせたココアの
罪滅ぼしがしたかった。

許されたかった。

ココアにしてやれなかったことを、
この何も持っていない猫に注いでやろうと思った。

結局あたしも自分の都合。

でも、
あたしはくるみになにかしてやれたか?
あんた、幸せ?

どうにも話が通じなくて、ひっぱたいたこともあったね。
だってココアは話が通じたもの。
猫はああいうふうにみんな話が通じるものだとおもっていたから、戸惑ったよ。

でも、そのあとはうまく家族になれたと思ってるよ。


白血病を発病させてしまったことはとても悔やんでいる。
みんな「仕方が無い」と言ってくれるけど、あたしは悔しいし申し訳ない。

たくさん病院へ連れて行って
痛い思いや心細い思いをさせてごめんね。

あんたを引き取るとき、「もう入院はさせない」って言ったけど、
嘘になっちゃってごめんね。
生きてほしいと願ったがためにこんな苦労をかけて、ごめんね。



今になって思う。

「ココアにしてやれなかったこと」

それは、本当の意味は、
選ぶこと だったのかもしれない。


あたしはココアは死なないと思ってた。
でも、姉の猫が死んだ。
祈りは現実世界に届かないと知った。
途端、ココアを失うのが恐ろしくて恐ろしくてたまらなくなった。

晩年、あたしはココアと必死で向き合った。
それでもあたしにはココアへの依存と甘えがものすごくあった。

向き合っているようで、
ココアの死について、選択すべてをココア一人に任せて逃げた。

姉は言う

「選んで決断する者は、いつも孤独だ」って。


あたしがそばにいながら、
ココアは独りですべてを決断した。
ココアは恐らく彼女が望んだとおりに死んだ。

何日も帰ってこないダーリンさんを必死で待って、
やっとダーリンさんが帰宅した朝、
動かぬ体をひきずって、きちんとおしっこを済ませてから、
ダーリンさんの目の前で、ダーリンさんの枕で死んだ。

ココアはすごい。
とても強い。
あたしにとって、ダーリンさんにとって、
なによりココア本人にとって、最良の方法で死んだ。


してくれなかったこと、その猫にしてやるんでしょ?


そういうことなのかもしれない。
怖くて選べなかったそれらを、くるみに。

くるみにとって、最良の人生の最期を。
それをあたしは、お膳立てして、選ぶ。


ココアが独りでやったことを、
あたしはダーリンさんと二人でやる。

猫がひとりでやったこと、人間が二人がかりでできなかったら
恥ずかしいもんね。


うまくできたら、
ココア
あいたい

いや 愚かですね
これはあたしの偽善的な自己満足



明日は最後の供血です。
くるみが少しでも復活してくれればいいのですが。

| | コメント (0) | トラックバック (0)

がんばってます

もう、
好きにさせています。

(もちろん脱走しないようにしてますょ)
ベランダでのびのび。
090620_170603
白血病なので、
外のコンクリに触らせたくありませんでしたが、
まぁくるみがとても気持ち良さそうなので。


猫にしては珍しく、
暴風に当たるのが好きなようで、
(この家は風の谷なので常に暴風…)

ストレス解消になるようです。

のびのび~
090623_205101
だいぶ白いので、
日曜日まで持つか心配ですが・・・。

| | コメント (5) | トラックバック (0)

ご報告

病院へ行ってきました。

豪雨のため、
心配したダーリンさんが大量のバスタオルを職場より
持ってきてくれました。(大丈夫??)

くるみ、ぐるぐる巻き。ww
090621_105201

そしていつになく病院を嫌がり、そわそわ。
そりゃそうだよね、4日前に来たばっかりだもんね。

回を重ねるごとに、くるみは病院嫌いになっていきます。

つらいんだね。


そして興奮して超ピンキー。

やめれ~
先生が安心してしまうではないか~~


で、診察。

血球容積、17.5%。

先生いわく、あの瀕死の状態からの輸血だと、
ここが回復値として限界且つほぼ予想値。
とのこと。

くるみは貧血慣れしているので、
この数値でもさほどキツくはないだろう、と。


悪いけど、思ったほど悪くは無い。

先生とダーリンさんと3人でまたたくさんお話をしました。

後が詰まってるのに、ちゃんと親身に長々相談に応じてくれる先生は、
「先生だから」というより生まれつきこういう真面目な人なんだろうなと思わせる気性の人。


3人で出した結論は、


・ステロイドの量を増やしてみる
・すぐに再度の輸血は、逆に壊血を促す場合もあるから避ける
・血球容積が下がりきる前を見極め、最後の輸血をする

これでダメになってきたら、そのときは判断しよう、ということ。



たぶん、くるみのカラダはもうダメです。

良い目の方に白内障が始まり、
ステロイドでも貧血は収まらず、
サプリもインターフェロンもあまり効果が無く、
内臓疾患も徐々に悪化し始めています。


本当は次回の最後の輸血すら、うちらの「生きてほしい」エゴ。


でも、だから、私たちは、
くるみにさよならの準備をし始めます。


今はぐったり寝てばかりですが、
うまくタイミングをはかって血球容積がさほど下がっていない状態で輸血をすれば、
一時的にでもくるみは走れるまでに回復します。

たくさん遊んで、
たくさんベランダで風に当たって、

もうまずいご飯は食べなくていい。
おいしいと思う好きなものだけ食べたいだけ食べて、

君の望むまま過ごす時間を
私は最後にあなたにあげたい。


だから、
最後の輸血を許して。
もう一度だけ輸血と通院の苦痛に耐えて。



090621_105202
「元気に見えるんだけどね」
ダーリンさんが寂しそうにくるみを撫でています。

ね、そうだよね。わかるよ。


 

| | コメント (4) | トラックバック (0)

自分の声で目が覚めました

今さっき。

スペインで部屋を探しているさなか、
アパートの3階窓から
路地を挟んで向かいにある
アパートの2階?の玄関に
おじさんがいました。

怖そうなおじさん目の前の
おじさんの目の高さと塀の上には

ぷりぷりもっふもふの
巨大な茶トラ猫の背中。

顔は見えないけど、
おじさんになついてる声でなく。

おじさんは疎ましそうに
声に応えて悪態をつく。

巨茶トラが器用に塀の上で
でんぐり返しをしてみせると、

なんの経緯か怒ったおじさんは
猫を塀の向こうに突飛ばす。

巨茶トラは器用に
今度は後ろにでんぐり返しをして
同じ場所に座り直しておじさんに鳴く。

一層怒ったおじさんは
今度は強く巨茶トラを突飛ばす。

巨茶トラはたまらず塀の向こう側に転落。
慌てて塀の上にジャンプして登り、
おじさんに抗議の声をあげる。

様子から見て、頭を打ったようだ。

一部始終を向かいの窓から見ていた私は、
頭にきておじさんを口汚く罵り始める。

しばらく無視してたおじさんは、
私があまりにしつこく罵るから、
頭にきて私に怒鳴らちらす。

まってろ ぶん殴ってやる

そう言ってこちらに向かってくる。

少し怖かったが死にはしないだろうと腹をくくり、
部屋から内階段のあたりまできた。

部屋はリフォーム途中か、
工事中だらけで薄黄色い壁の土が露出してる。

勢いよくアパートにのぼってきたおじさんに
ここだよと声をかけると、
なんだか急におじさんの威勢がなくなり。
怖じけづいて私が逃げたあとだろうと踏んでいたみたい。

逆におじさんを追って後ろからあんなことはしないでとお願いをする。
巨茶トラとおじさんの間には良い関係あると見えたから。

ばつが悪そうにはいはいといいながら
巨茶トラのもとに戻るおじさん。

さようなら おふたりさん!!


って
大きな声でほんとに叫んだ自分の声で目が覚めました…


久しぶりに鮮明に覚えてる夢。

何故にスペイン…

巨茶トラ、顔見えなかったけど可愛いんだろうな~

そんなこんなで10時から病院です。

自分の声で目が覚めるとか
どんだけ~

| | コメント (0) | トラックバック (0)

« 2009年6月14日 - 2009年6月20日 | トップページ | 2009年6月28日 - 2009年7月4日 »