心と体

注射とひとりよがり

昨日、会社の健康診断でした。

身長と体重が去年とほぼ同じ数字だと
自分に自身が持てる日です。(身長は当たり前か…)

でも、
キライなんです…

採 血 ( ̄□ ̄;)

入院が通院が多かった幼少期から思春期、
私はなぜかとても医者運が悪かった。

5歳の時、
自己輸血用にって、ぶっとい注射器2本分も血を取られた。
しかも血管が細くて取れないとかで、なかなか終わらなかった。

小学校の時、
予防接種の先生が新米だった。
注射の取説を見ながら手探りでやってた。

血管が見えないから何度もブスブス刺されるなんてざらだし、
点滴打って腕から血と薬液がだだ漏れになることもざら。

おかげで注射が本当にキライで、
採血されると貧血を起こす。

そのため、必ず健康診断では心電図ベッド強引に使って
寝た状態で採血をしてもらいます。

「チクッとしますよ~( ̄∀ ̄)」

いや、
ぶっちゃけソコが問題なんだないんだって。

チクはいいとして、
そのあと、そろりそろりと血管から血を抜かれる
いいようのない違和感と気持ち悪さ。

気がおかしくなりそうなので
注射の痛みの10倍くらいの強さで首の皮をつねる。
だからいつも採血が終わると首にあざがある…(´・ω・)

でも、
大会議室の机を使った簡易的で硬いベッドの上で、
血を抜かれながら思った。

くるみ
毎週
これやってたんだよね

ごめん

低血圧だから注射器の棒をぐいぐい引っ張らないと
採血できない。
だからいいようのない気持ち悪さでおかしくなりそうになる。

くるみも超低血圧だった。

ごめん

採血が終わって、
看護師さんが
「はい、お疲れ様でした~」
って言う。

たとえ言葉が通じていても、
この言葉がなんの慰めにもならないことがわかった。

くるみ、ごめんね。
一緒に頑張ってたつもりだったけど、
やっぱり「つもり」だよね。
本当に痛くない私にはあなたの痛みは真にはわからない。

だからこそ、
相手の立場に立って考えること
大事なんだよね。

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今朝、お花が届きました。
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くるみを保護して下さっていた、
NPO法人:動物生命尊重の会(A.L.I.S)の皆様よりでした。

先日、くるみの生前に供血をお申し出下さったお二方からもお花を頂いており、
現在くるみは色とりどりの花々の香りの中で眠っています。
よかったね。

ありがとうございます。

当のくるみですが、
どうやら死んだ事にまだ気がついていないようです。

ココアは死んですぐダーリンさんの夢枕に立った(座った?)そうですが、
くるみの出現はまだだそうです。(´・ω・)

うーん、
確かにあのこ、ぼけ~っとしたところあるからなぁ…。

「やっと体がラクになったのに、
 なんか二人とも
 ゴハンくれなくなったよ( ̄□ ̄;)!?」

って思ってるかもしれません(苦笑)

あたしもなんかそんな感じがするので、
とりあえずいつもの場所にゴハン用意(´・ω・)

ダーリンさんは「いつまでも居ていいヨ(;д;)」
って言ってますけど。
ま そのうち気付いて旅立つでしょう。

…いつまでも気がつかなかったら、
ココア悪いけど猫パンチでツッコミかましてやってください(笑)
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私は晴れやかです。

「くるみの少ない余生を楽しく幸せに」

その責務を概ね果たせたと思うから。

そりゃ、後悔は言い出したらホントきりが無い。
でも、ダーリンさんは

「くるみをもらってきてくれて本当にありがとう」

そう何度も礼を言う。
この人のココロに、ほんとにくるみは大きく鎮座していたんだな。

確かにそれだと失ったときのえぐられは大きいけど、
それだけ愛情が大きかったってこと。

それを恐れて動物を飼わない人がいるけど、
動物を飼うのって 誰かと関わる と一緒。

プラスにしてもマイナスにしても、「変化」は自分に成長をもたらすよ。

くるみには、たくさん勉強をさせてもらいました。
ココアとのことも、私はやっと区切りがついた気がする。


ダーリンさんがブログを読み返してたから私も倣って見てたんですが、

私、いろいろやってたんだな~(笑)
ぶっちゃけあんま覚えてなかった(笑)

日常とかどうでもいいこととか、あまり覚えてないタイプなので、
恐らく「くるみにいろいろ世話焼く」のが日常過ぎて海馬スルーだったみたいです。


あの、
病気持ちの動物、
思ってるほど世話大変じゃないよ。


それが「日常」になっちゃえば、
歯を磨くくらいの手間だよ。


白血病は発病したらほんと死期が早いけど、
そんなの死ぬ日が見えてるか見えてないかの違いだよ。
子猫にゃんだっていつ死ぬかわかんないじゃん。

糖尿病も、
12時間以内に誰か1人、家に居るなら看られなくもないし。

だからどうか、
病気が発覚したからって捨てないでね。
自分がそうされたらつらいことはしないでね。

病気の動物も、出会いがあれば家族にしてあげて。
キモチひとつで、大変も大変じゃなくなるよ!



この世に「くるみ」はたぶん、たくさんたくさん落ちてます。

たくさんたくさん「くるみ」は捨てられ死んでいます。

たまたまうちにきた「くるみ」だけが不幸で特異ではない。


わかってます。
全ては救えない。

でも、手元の子だけは、
出会ってしまったその1匹だけは、

あとは見て見ぬふりをしていいから、
守ってやってください。

動物はただの動物。
なのに人間に関わらされたがために道筋を変えられ、
多くは虐待や虐殺される。


「くるみ」の一生をボロボロにしたのは、心無い「誰か」。
でも、それは間違いなく「人間」です。

人の罪は動物が負うべきではない。
人の罪は同じ人である以上、わたしやあなたの罪。

「ひどい人もいるものね」
そうして哀れむだけじゃ、同罪なの。
人間はそれほどいたるところで誰かの道筋をねじまげてるの。


どうか、そばにいる子と向き合って守ってあげてください。

そして万が一、
「くるみ」と出会い頭の事故的に出会ってしまったら、

来世のために功徳を積むつもりで腹をくくって(笑)、
家族にしてやってくださいm(_ _)m


くるみを拾ってくれてありがとうございます。
くるみを保護してうちに来られるまでに回復させて下さってありがとうございます。

くるみの入院代をカンパして下さった方、ありがとうございます。
供血猫ちゃまとその飼い主さま、本当にありがとうございます。

弔問に来てくださった方、ありがとうございます。
お花を贈ってくださった方、ありがとうございます。
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くるみは最悪の不幸猫でしたが、
くるみに関わってくれた人間たちのおかげで
最高の幸せ者として旅立てました。


本当に、ありがとうございました。

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詳細をお伝えします

6/28(日)
9:00、病院着。
10:30頃、ダーリンさん合流。
お昼頃には輸血開始。
くるみは結局、この日はそのまま入院へ。

6/29(月)
9:00、ダーリンさん病院着。
午前中のうちにくるみと共に帰宅。
会社へ送ってもらった写真を見ると、既に白い。
もう、短いと思う。でも今週末までは大丈夫だろう。
今週末、薬殺をしよう。

15:00、ダーリンさん仕事へ。
18:00、RYU帰宅。
日があるうちにベランダへ出してやろうと思い、急いで帰ってきた。
今思えばこの判断は正解だった。
キモチはあるけど、食欲はあるけど、喉を通らないかんじ。
でも一生懸命しゃりっしゃり食べる。
ベッドでしばらく撫で、
床でもしばらく撫で、
「もううざい」って顔したからやめた。
でも隠れず朝までそばにいた模様。

そしてここからが最後の一日。

6/30(火)
朝、起こされなかった。
ごはん!ごはんだよ!って呼びかけて、しぶしぶこっちへきた。
しぶしぶしゃりしゃり。
すぐにやめて寝転ぶ。
すかさずインスリンを打つ。
気が付いたら、隠れてしまっていた。
8:20、RYU会社へ

9:14、ダーリンさん帰宅。
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ただいま…確かにくるみ元気ないな…
ベランダに出てニャッパ食べたけど…
もう無理かもな(;_;)
----------
とのメール。

以後メールが続き、
くるみのためを思えば薬殺は4日か5日にしようと話す。
ただそこまでガマンさせるのは可哀想とダーリンさんは言い、
先生へ電話をする。

9:56
----------
うん…今電話終わった…
背中は点滴の後だって
確かにね安楽死は反対的だった…くるみにとっての幸せとはいろいろ話したよ
ただ…呼吸が早くなったり兆候がみえたら、決断してもいいかもしれない…って言ってた
くるみはやっぱり限界だって
先生は相談でもなんでも電話くれっていってた…
木金以外は今週いるって
----------
とのメール。

10:33
----------
辛いね(;_;)
あと30分くるみ撫でたら寝る
さっき自分からでてきたんだ
----------
とのメール。

11:00頃、ダーリンさん就寝。

14:00、ダーリンさんへおはようメール。
(なんとこの人15時からまた夜勤で仕事…)

しばらくやりとり。
少し様子が変。

14:25
----------
いやもうそこまでもたない…
できたら 電話くれ
----------

月末最終日で最も仕事が忙しかった私が
このメールに気が付いたのはおよそ10分後。
慌てて電話をすると、
電話の向こう側から大声でなくくるみの声が聞こえる。

呼吸が苦しくて喘いでいる。
苦しくて叫んでる、との事。

とりあえず、もうダメだと思った。
このまま家で死なせたいが、苦しみが続くようなら薬殺してやりたい。
でもこの状態のくるみを病院へ運ぶのも酷だと思う。
二人とも迷った。先生に電話したけど、答えは出なかった。
でもあたしはくるみのそばにいない。
決めてもらうのは酷だと思う。
けど、ダーリンさんへ判断を頼んだ。

これから病院へ連れて行く。

家で死なせてやりたい云々より、
苦しむくるみを早く楽にしてやりたい
って、判断だったんだと思う。

どうしても今日中にやら無くてはいけない業務があるので
17時までに帰社することを約束しすぐに上司に状況を説明。
まさかの二つ返事で「いっておいで」と言われ、
私も徒歩ですぐに病院へ。

15:05、
会社が初台、病院が幡ヶ谷なので、
くるみとダーリンさんよりだいぶ早く病院へ到着(´・ω・)
ワタシダケトウチャクシテモ・・・
と思いながらぽつんと待つ。

15分位して、くるみとダーリンさんも着。
目は開いてるけどぐったりしてる。
本当に虫の息とはこのことなんだ。

絶対に泣き声や嗚咽が出ないよう、
いつもの声で呼びかける。

お疲れ様、
がんばったね、
あともうすこしだけ頑張って
もう少ししたら家帰れるからね
ごめんね、つらいよね、
もうちょいだから

今日に限って、先生遅い…!!!!!!!!!!
初めてあの先生に苛立った。

お願い、
何でもいいから早くくるみを殺してやって!!!

ぐったりしていたくるみが口を大きく開けて苦しそうに喘ぎ、
ごろんごろんばったんばったん
もんどりうって苦しみ始めた。
ダーリンさんもあたしも困惑して、抑えるにも抑えられず、
たまらず再度先生を呼んでもらう。

やっと診察室から先生がでてきて、
診察台の上に乗せた途端、くるみはまたぐったりした。

「じゃあ、はい、用意しますね」

くるみを一通りみた先生はそう言って、注射を持ってきた。

朦朧としながらくるみはやっぱり注射が嫌いのようで、
グゥゥゥゥゥゥと苦しそうに唸る。

手足全部試してみたけど、くるみは既に血圧がかなり下がっていて、
血管が潰れて針が上手く入らない。

「他の方法でやってみます。ちょっと、待合室でお待ち下さい。」

先生はそう言って、
くるみを大事そうに抱きかかえて奥の処置室へ入っていった。

この隙に、会社へ休むって連絡しなよ
と、私はダーリンさんへ促した。

しかし思いのほか先生はすぐにうちらを呼んだ。

診察台の上に、くるみが寝ている。
RYU「これは…もう吸入(安楽死)をしたんですか?」
先生「いえ…僕は何も…
   もうそういうことをしなくても、
   もう呼吸はほぼしていません。
   心臓はまだかすかに動いていますが…。」

そっか…。

ダーリンさんは号泣し始めてしまった。
でも、まって、くるみまだ生きてるって。

伝えよう。
くるみ、頑張ったね
お疲れ様
もう帰れるよ
すごかったよ
くるみ、くるみ、

そう耳元で聞かせながら撫でていると、
「ハゥッ」
と、声なく鳴いた。

「ねぇ先生、これ、まだ生きてます?」

しばらくしてそう尋ねた私に、
先生はくるみへ聴診器を当てて もう と答えた。

たぶん15:45くらい。
時間なんか確認してる余裕はありませんでした。

ダーリンさんの希望で先生に「おくりびと」をやってもらい、
目と口を閉じて体を整えキレイにしてもらいました。

生きて連れてきたくるみバッグに、くるみを入れ、帰宅。

16:30
家について、ダーリンさんのベッドにシートを敷き、
おかえりくるみ とそこに横たわせた。
また泣ける。

16:55
部屋を鬼冷房にして二人とも外出。
私は会社へ戻り、ダーリンさんは棺や保冷剤や花などを買いに。

18:10
なんとか仕事を終わらせ、退社。
ダーリンさんは仕事を休ませてもらえなかったらしく(鬼だあの会社…)、
20:00には出社するとのこと。
花と、まったく寝てないダーリンさん用のユンケルなどを買って帰宅すると、
既に母親が花を持って来ていた。

ダーリンさんと入れ違うように姉と兄も到着。
お通夜というか、くるたんお疲れさん会をして、
みんなが帰ったらブログをアップして、就寝。

そんな、一日でした。

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お疲れ様でした

今日16時頃、
くるみは息を引き取りました。

すごく急でした。


病院にきてから、

「お疲れ様!
 がんばったね、もうすぐおうち帰れるからね!
 みったんお疲れ様、えらかったね」

明るくそういって撫で続けていました。


ものすごく苦しそうでした。
くるみは苦しんで悶絶して息絶えました。



呼吸も心音もほとんど無くなり、
瞳孔も開き、
ほとんど意識もないだろうというくるみに、

「お疲れ様!
 がんばったね、もうすぐおうち帰れるからね!
 みったんお疲れ様、えらかったね」

ずっとずっと声をかけていました。
最後、声無く 「ハゥっ」 と鳴くと、
溶けるように全てを停止しました。

再びしんどくなる前に殺してやるつもりでした。

病院へ運びましたが、
薬殺は間に合いませんでした。

それだけが悔いです。


薬殺(安楽死)には賛否両論あるだろうけど、
これだけつらく苦しかったくるみの人生
最後くらい安らかにしんどくないまま逝かせてやりたかった。

ごめんね。
最後までつらい思いをさせてごめんね。

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先生がキレイな顔にしてくれました。
まるで眠っているみたい。

撫でているとぐるるるるるるって喉の音が聞こえる。感じがする。
肩を撫でていたらいつもみたいにひっくり返りそう。


お疲れ様。
それしか言えない。
大変な人生だったね。

すごいよ。
えらいよ。
ほんと大変だったと思う。

あんた、二度と人間に関わる動物に生まれてこないようにね。
人間に関わると、動物はロクな目にあわないから。


ダーリンさんは泣きすぎて顔の形が変わっていました。

それでも仕事を休ませてもらえなかったらしく、
ぼろぼろに擦り切れた状態のまま仕事へ向かいました。

かわいそうに。

でも、逆に考えてみて。
うちらはとても恵まれている。

くるみの死期を知っていたから、
それまでの時間を大事に彼女と向き合って過ごせた。

明日が必ず来ると無限を無意識下で思って暮らしてるとね、
そういうことって疎くなるもの。

くるみは確かに急死だった。
まさか今日死ぬとは数時間前まで二人とも思わなかった。
でも、有限をしっていたうちらはくるみと過ごせた。
それについては悔いは無い。

くるみに限らず、誰しも数時間後に死に別れる可能性はゼロじゃない。

「あぁ、さっきこうしておけばよかった」
「あのとき愛してると言ってやればよかった」

後悔はほんと無意味。

だからみなさんも、
愛してる人が居るなら、
いつでも構わず伝えて。

もしものときに「そばに居ればよかった」と
悔やめる他人が居るなら、明日じゃなく今、
そばにいてやって。

それは相手のためでもあるけど、
あなたのため。
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くるみ!
お疲れ様。
あんた偉かったよ。
すごい強かったよ。

哀れみなんか微塵も思ってないよ。

戦いの末安らぎを勝ち取ったあなたを
尊敬と賞賛を以って晴れやかに送ります。

くるみ!すげぇやつ!
お疲れ様!!

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カウントダウン

日曜日、病院でした。
もうかなり弱っていたので、
「もしかしたら輸血」ではなく、
「確実に輸血」でした。

ご協力頂いたおふたかたと猫さま、
本当にありがとうございます。

今回血を下さったのは若いロシアンブルーのピースさん。
ものごっっっつい元気(?)だったので、
先生も密かに期待していたそうです。

結局くるみは今回入院になってしまいました。
私は今日明日が月末最忙2DAYSのため会社を休めず、
ダーリンさんが仕事前にアサイチでくるみを引き取りに。

先生も密かに期待していたそうです。

が、

くるみは気体ほど回復しませんでした。
ピースさん、ごめんね。
でも、あなたのおかげでゴハンもりもり食べる程度には回復したようです。

くるみはもってあと1ヶ月との見立てです。
うん、それはわかっていました。

今回うちらも少しは期待していたけど、
輸血直後でもこの程度の回復ならば、
もうくるみの体は本人の意思と乖離した状態のようです。

先生は
「くるみについては、お二人はよくやってらっしゃるほうです」
と言っていたそうです。

そうですかね。
結局死ぬ日を先延ばしにしていただけ。

あたしも心臓の病気関連で5歳の頃入院してたけど、
苦痛だった。
検査も採血もイヤだった。
毎日面会にきてくれても結局数時間で帰っちゃうし寂しいし、
それが「治って欲しい」と願う家族の愛情とか別に思わなかった。

だからくるみにも「わかってほしい」とは望まない。
虐待だって思われてても仕方がない。

でも、それも承知のこと。
今回はの輸血は「回復を見込む」でも「治療」でもない、
ただの先延ばし。

先生は1ヶ月というけど、
私はくるみは2週間もたないと思う。

でも、くるみに輸血と入院を耐えてもらって、2週間先延ばしができた。
今まで苦痛と虐待に耐えた対価として、
くるみには手放しに楽しくておいしい2週間をあげよう。

ね、ダーリンさん。
うちらがしてやれる最後のこと。
最後のひとふんばりだ、がんばろう!

5~6年という彼女の時間にしたら
とてもとても長い長い時間、
たくさんたくさん頑張ったくるみに、

それに見合うはなむけを。


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暑いです

ベランダでへばってます。
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ご飯も水も飲みません。

それでもベランダは今
彼女の唯一の気分転換の場のようです。



彼女は猫です。

本来なら、
このようにじべたに這いつくばっている動物ではありません。

日長苦痛と気持ち悪さに耐えて過ごしたいと思う動物でもありません。


走って飛んで三次元移動をして
おいしいものを食べて飽きたら寝たい動物です。



ダーリンさんが、
腹をくくった模様です。

この男は男にしては珍しく、征服欲の薄い優しい男。

自分が悲しい より くるみの苦痛がない を
選べる人はそう多くは無い。

誰だって自分が一番可愛い。
自分が傷つくのがいや。
自分が悪者になりたくない。

だから、「相手のため」という一番ずるいいいわけをして善良ぶるの。


気がついていないだけ。
みんなそう。
気がついていないだけ。


この男だって例外ではない。

でも、
今回は腹をくくった。
選ぶことを選んだ。

まぁ、土壇場でどうなるかわかんないけど(笑)、
そのときはあたしもいるから。



あたしがくるみを引き取ったのは、

「身寄りも引き取り手も無い病気まみれの哀れな猫に救いの手を」

みんなそう言ってくれるけど、
残念だけどあたしはそんな善い人間ではない。

20年そばに居てくれたけど、
20年丸まる愛してやれなかった
応えてやれなかった
辛くて悲しい思いをたくさんさせたココアの
罪滅ぼしがしたかった。

許されたかった。

ココアにしてやれなかったことを、
この何も持っていない猫に注いでやろうと思った。

結局あたしも自分の都合。

でも、
あたしはくるみになにかしてやれたか?
あんた、幸せ?

どうにも話が通じなくて、ひっぱたいたこともあったね。
だってココアは話が通じたもの。
猫はああいうふうにみんな話が通じるものだとおもっていたから、戸惑ったよ。

でも、そのあとはうまく家族になれたと思ってるよ。


白血病を発病させてしまったことはとても悔やんでいる。
みんな「仕方が無い」と言ってくれるけど、あたしは悔しいし申し訳ない。

たくさん病院へ連れて行って
痛い思いや心細い思いをさせてごめんね。

あんたを引き取るとき、「もう入院はさせない」って言ったけど、
嘘になっちゃってごめんね。
生きてほしいと願ったがためにこんな苦労をかけて、ごめんね。



今になって思う。

「ココアにしてやれなかったこと」

それは、本当の意味は、
選ぶこと だったのかもしれない。


あたしはココアは死なないと思ってた。
でも、姉の猫が死んだ。
祈りは現実世界に届かないと知った。
途端、ココアを失うのが恐ろしくて恐ろしくてたまらなくなった。

晩年、あたしはココアと必死で向き合った。
それでもあたしにはココアへの依存と甘えがものすごくあった。

向き合っているようで、
ココアの死について、選択すべてをココア一人に任せて逃げた。

姉は言う

「選んで決断する者は、いつも孤独だ」って。


あたしがそばにいながら、
ココアは独りですべてを決断した。
ココアは恐らく彼女が望んだとおりに死んだ。

何日も帰ってこないダーリンさんを必死で待って、
やっとダーリンさんが帰宅した朝、
動かぬ体をひきずって、きちんとおしっこを済ませてから、
ダーリンさんの目の前で、ダーリンさんの枕で死んだ。

ココアはすごい。
とても強い。
あたしにとって、ダーリンさんにとって、
なによりココア本人にとって、最良の方法で死んだ。


してくれなかったこと、その猫にしてやるんでしょ?


そういうことなのかもしれない。
怖くて選べなかったそれらを、くるみに。

くるみにとって、最良の人生の最期を。
それをあたしは、お膳立てして、選ぶ。


ココアが独りでやったことを、
あたしはダーリンさんと二人でやる。

猫がひとりでやったこと、人間が二人がかりでできなかったら
恥ずかしいもんね。


うまくできたら、
ココア
あいたい

いや 愚かですね
これはあたしの偽善的な自己満足



明日は最後の供血です。
くるみが少しでも復活してくれればいいのですが。

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がんばってます

もう、
好きにさせています。

(もちろん脱走しないようにしてますょ)
ベランダでのびのび。
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白血病なので、
外のコンクリに触らせたくありませんでしたが、
まぁくるみがとても気持ち良さそうなので。


猫にしては珍しく、
暴風に当たるのが好きなようで、
(この家は風の谷なので常に暴風…)

ストレス解消になるようです。

のびのび~
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だいぶ白いので、
日曜日まで持つか心配ですが・・・。

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ご報告

病院へ行ってきました。

豪雨のため、
心配したダーリンさんが大量のバスタオルを職場より
持ってきてくれました。(大丈夫??)

くるみ、ぐるぐる巻き。ww
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そしていつになく病院を嫌がり、そわそわ。
そりゃそうだよね、4日前に来たばっかりだもんね。

回を重ねるごとに、くるみは病院嫌いになっていきます。

つらいんだね。


そして興奮して超ピンキー。

やめれ~
先生が安心してしまうではないか~~


で、診察。

血球容積、17.5%。

先生いわく、あの瀕死の状態からの輸血だと、
ここが回復値として限界且つほぼ予想値。
とのこと。

くるみは貧血慣れしているので、
この数値でもさほどキツくはないだろう、と。


悪いけど、思ったほど悪くは無い。

先生とダーリンさんと3人でまたたくさんお話をしました。

後が詰まってるのに、ちゃんと親身に長々相談に応じてくれる先生は、
「先生だから」というより生まれつきこういう真面目な人なんだろうなと思わせる気性の人。


3人で出した結論は、


・ステロイドの量を増やしてみる
・すぐに再度の輸血は、逆に壊血を促す場合もあるから避ける
・血球容積が下がりきる前を見極め、最後の輸血をする

これでダメになってきたら、そのときは判断しよう、ということ。



たぶん、くるみのカラダはもうダメです。

良い目の方に白内障が始まり、
ステロイドでも貧血は収まらず、
サプリもインターフェロンもあまり効果が無く、
内臓疾患も徐々に悪化し始めています。


本当は次回の最後の輸血すら、うちらの「生きてほしい」エゴ。


でも、だから、私たちは、
くるみにさよならの準備をし始めます。


今はぐったり寝てばかりですが、
うまくタイミングをはかって血球容積がさほど下がっていない状態で輸血をすれば、
一時的にでもくるみは走れるまでに回復します。

たくさん遊んで、
たくさんベランダで風に当たって、

もうまずいご飯は食べなくていい。
おいしいと思う好きなものだけ食べたいだけ食べて、

君の望むまま過ごす時間を
私は最後にあなたにあげたい。


だから、
最後の輸血を許して。
もう一度だけ輸血と通院の苦痛に耐えて。



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「元気に見えるんだけどね」
ダーリンさんが寂しそうにくるみを撫でています。

ね、そうだよね。わかるよ。


 

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かんぜん

・・・とまでは言えませんが、
食欲は少し戻ってきました。

血をくれた病院のコには本当に申し訳ないんだけど、
輸血直後とは思えない血色の悪さ・・・。


他のひとはどう思うのだろう。

おうちの猫が病気で、
輸血しても輸血してもまた貧血に陥って。

輸血もつらいみたいです。
猫の体には負担のようです。
薬も何種類も打ったり飲ませたり。

どこまで「生きてほしい」という虐待を続けますか。

「苦しむ姿が耐えられない」
とか、
「動物は死にたいとは思わない、最期まで生きたいと思う」
とか、
それはものすっげえくだらない妄言だと思います。

苦しむ姿が耐えられないって、
今それに耐えてるその動物に失礼じゃない?

だってあなたは実際少しも苦しくないじゃん。
なに痛がってるの。

動物には「死」の概念がないのではなく、
「生」の概念もないのでは?

「生きたい」とも「死にたい」とも思わないと思う。
「体が動かないのはこわい」「普通の状態がいい」
それは思って耐えるのだとおもうけど、
人間の死生観を動物達に押し付けるのはやはり違うと思う。


だから悩む。
くるみに余生の幸せをあげるために貰い受けたのであって、
あたしのエゴや偽善や死生観の正当性を満たす道具として貰い受けた猫ではない。

くるみが死ぬまでに、
出来る限りの「楽しい」「嬉しい」「幸せ」を。

そのために、「苦しくない程度に生きてほしい」。

あーーーーーー!!!!!!!!
悩む!!!!!!!!!!!!!

でも悩むことくらいはヤスイことです。

あたしは辛くないんだもの。
くるみの辛さを一切体験してやれない。真に理解してやれない。



くるみの余生は、
もうそう長くないと予感します。

それでもくるみは普段どおりの目でこちらを見ています。
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